近況 その32

EXENTRI(エキセントリ)のマルチウォレットという3つ折り財布を触ることができたので、どんな使い勝手になるのかを確認してみました。
管理人の所感としては、カードがやや取り出しやすい普通の3つ折り財布といった感想です。

測定サイズは下記画像のとおりで、縦横の大きさは3つ折り財布としては可もなく不可もない感じです。

ただ外付けコインポケットの取付面積が小さいため収納量もかなり少なく、収納した際のマチも結構な大きさに。
結果的に分厚くなる、つまり「小銭を入れると大きく膨らむタイプの財布」になるようです。

札室については普通の3つ折り財布と特に変わりありません。この財布のセールスポイントだと思われるのはカードポケットですね。
内装のカードポケットについてはごく普通。重ねて2枚程度の収納を前提としているそうです。
3枚以上のカードを入れてしまうとホールド力が緩んでカードがこぼれ落ちるリスクが生じるかもしれません。

外装側には2箇所のカードポケットがあり、その片方は中央がくり抜かれています。
収納したカードの券面をチラ見せするデザインになっており、この部分に指をそえることでカードの取り出しが容易になっています。

管理人が興味を惹かれたのは財布の留め具となる金具部分ですね。
財布を軽く押さえれば簡単に財布を3つ折り状態に閉じることができ、財布を開く際にも余計な力も手間もかからずストレスを感じません。

一般的なバネホックだとホックの凹凸を合わせる必要がありますが、この留め具だと狙いを定める必要は一切ありません。
金具が経年劣化して緩みがでないかそれだけは心配ですが、財布の開閉がスムーズにできるのはちょっとした面白みさえ感じます。
「使ってて面白い」というのは、道具として大きな長所になり得ると考えさせられました。

それとコンパクト財布関係ないんですが、Jaimie JacobsのFLAP BOYという財布も一緒に触らせてもらいました。

手折りにした紙幣をゴムバンドに乗せてひっくり返すとあら不思議!
紙幣がゴムバンドにしっかり挟まれる仕組み。まるで手品みたいで驚きました。



多分画像で見ても何が何やら分からないと思うけど、自分でやってても何が何やら分からんとです…!

このギミックによって特別何か財布としての機能に優れる訳ではなさそうですが「使ってて面白い」というのは意外に重要なポイントかもですね。
いずれにせよ紙幣手折りが必要になるのはネックですが、このゴムバンド構造を応用して画期的な財布が作れないかなぁと妄想が広がりそうです。

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