開発コンセプトに興味津々だったMINIMのOneWalletを購入しました。
MINIM OneWallet を販売開始しました。
薄く軽く使いやすい、本当にミニマルな革財布です。販売サイト:https://t.co/yYgfvTdWR3
ブランドサイト:https://t.co/xpZKfzT5cg#MINIM #ミニム#OneWallet#ミニマル革財布プロジェクト
— NAMITOBI / ミニマル革財布プロジェクト (@namitobi5) 2019年5月8日
世の中には、そのコンセプトに沿ったミニマルで美しい革財布が数多くあります。ただ逆に、コンセプト外の条件はどうしても満たされづらいように感じました。他社プロダクトを調査した結果、その多くはミニマルを目指すが故に、以下のような課題をかかえていました。
・お札が丸まってしまう。端が折れてしまう。四つ折りでしか入れられない。
・カードの枚数が制限される。出し入れが難しい。
・コインが入らない。取り出しづらい。
・プロダクトの外観や、利用時の見栄えが悪い。形が崩れやすい。
・収納や取り出しが難しい、時間がかかる。お金やカードを収納できるという機能だけの「何かを犠牲にしたミニマル」ではなく、利用時の体験や、プロダクトとしての外観、それを所有する生活を考慮した「本当の意味で必要最低限」な革財布がほしい。そんなデザイナー自身の思いから、One Walletの検討は始まりました。
上記のコンセプトに惹かれて発売直後に即購入したものの、残念ながら期待外れの出来栄えでした…。
フリューやストラッチョ、ココマイLファス並みの【マチ0.6cm】という薄さは本物でしたが…。
・コインが入らない。取り出しづらい。
・プロダクトの外観や、利用時の見栄えが悪い。形が崩れやすい。
・収納や取り出しが難しい、時間がかかる。
上記コンセプトに掲げた課題を全くクリアできていない、いわゆる「使いにくい財布」です。
紙幣は両端をそれぞれ1回ずつ差し込む必要があって収納の手間がワンアクション多くなります。
小銭はそもそもの収納量が少なすぎで、マチもないことから出入れもやりづらいです。
カードポケットを紙幣ポケットと併用することになり、複数枚のカードから1枚だけを抜き取るのは非常に困難です。
ある程度の現金を収納すると、財布をホックで閉じてもコイン収納部が盛り上がって不恰好に…。
百円玉25枚を収納した状態
確かにサイズ感はミニマルではあるけれど、それは機能性を犠牲にした上で成り立っているように感じました。
数日使ってみた感触では製作者が意図したコンセプトからかけ離れた製品という評価。
買い物の際に普通に使いにくかったので恐らく今後使うことはない予感です。